妻がキレる理由

日本は長く男性の立場が強い社会が続いていましたが、近年女性が活躍する場が増えたこともあってか女性の立場が強くなってきています。 これは社会的な「地位」としてだけではなく、恋人としての付き合い方、夫婦としての在り方、家庭内での旦那の存在感の没落へとつながってきています。

そうしたことからか最近「キレる」妻が急増、世の旦那様の悩みの種となっているようです。それでは妻がキレるワケとはいったい何なのでしょうか?

女性の脳はイライラを貯める構造

女性の脳は男性と比べ不快感を蓄積しやすい傾向にあることが最近の研究で分かってきています。

例えば若い男女に臭いものを見せれば男性は衝動的に「クサっ!」と嫌がりますが、 女性は顔を背ける理性的な反応を想像出来ると思います。

このとき男性の脳は扁桃体(へんとうたい)という部分に反応が見られ、女性は前頭前野という箇所が反応するそうです。 男性が反応した扁桃体は恐怖を刺激し衝動的な感情を引き起こします。 一方女性が反応した前頭前野という箇所は、理性的な反応をするころであるため、不快な感情に対して理性的、つまり衝動的な行動を抑制します。

これにより男性は不快なものを衝動的に避けるという反応をしやすく、女性は不快なものを理性的に受け止め記憶してしまいます。

「女性の記憶感情には時効がない」などとも表現されますが、すぐリセットしてしまう男性に比べ、女性はイライラや不快感を蓄積する理由はこんな脳の構造にもあるようです。 長期間一緒に居る夫婦においては中年から晩年にかけてイライラのボルテージが許容量を超え爆発してしまうのかもしれません。

気持ちを察して欲しいのが女性

先ほどは脳の記憶について説明しましたが、今度は共感性についてのお話です。 男性と女性の脳の構造にはもう一つ違いの大きいところがあります。それは上側頭溝という部分の大きさで、女性の方が一般的に大きい傾向にあります。 上側頭溝はコミュニケーション能力をつかさどる領域で、共感性や協調性、つまりお話をしたり空気を読んだりする力が女性は強いということになります。

ただし先ほどの不満を蓄積しやすい構造や上側頭溝の大きさなどは統計的なものであり、「私の周りの男性は空気を読める」ということもあると思います。 また最近の女性はストレスフルな社会を生き抜く知恵として、あえて「空気を読まない」なんて人も多いです。 それでもなおキレやすい妻が増えるのは、やはり会社と異なり家庭は理性的にふるまう場所ではなく、安らぎを得たい場所、我慢したくない空間であるためかもしれません。

妻は仕事が多い

現在共働き世帯は急増しており、しかもパートではなく正社員として働く女性も増えてきています。しかしこうした環境下でも家事労働の時間は依然として女性が圧倒的に多い状況は続いています。

なかなか単純に比較はできないとはいえ、共働き世帯の急増に対して男性家事労働時間の増加はやはり微増でしかなく、 実態としても子育てを含めた家事を女性が多く担っている家庭が多いのではないでしょうか。

これは単純に女性のやることが増えているとも言えます。 にもかかわらず、男性は「仕事」を理由に飲み歩き、家事を手伝わず、さも当然のように休日は好きなことをやっている。。。そんな状況を続けていれば、

当然女性のイライラも積もるというものです。

人生を楽しむ女性の増加

こうして一生懸命働く女性が増える一方、結婚をせず、または育メン家事メンの優しい男性と結婚して、人生を謳歌する女性も増えています。 そうした女性はやはり周囲から目立つもので、羨望のまなざしを向けてしまうのは当然です。 この変化は当然「なぜ自分だけ?」という疑問にもつながってきます。 当然男女平等の考えから考えればその通りです。とはいえ、現実問題として男性の方が給与が高かったり、女性の方が家事や子育てに向いていたりする傾向があるのもまた事実。 どちらがいいかはその夫婦の問題です。 周りに踊らされてあまり先走らずに自分の幸せを見失わないようによくよく夫婦で話し合って決めていくのが一番です。